光合成細菌PSBとは

PSBは、光を利用して活動する光合成細菌の一種です。水中の有機物やアンモニアなどを分解する微生物環境づくりに関わり、メダカ飼育では水質管理の補助として使われます。

ろ過装置だけに頼りにくい屋外容器や小型水槽では、微生物のバランスが崩れると水が傷みやすくなります。PSBを定期的に補うことで、水槽内の分解サイクルを支えやすくなります。

水質維持の補助

食べ残しや排泄物による水質悪化を緩やかにし、換水までの環境を安定させやすくします。

稚魚の初期飼料に

微細なサイズのため、孵化直後の針子や稚魚の初期環境づくりにも活用されます。

屋外容器と相性がよい

日光の入る飼育環境ではPSBが働きやすく、グリーンウォーターとの併用にも向いています。

日々の管理が簡単

週1回を目安に足すだけなので、初心者でも日常管理に取り入れやすいのが特徴です。

メダカ飼育にPSBが役立つ理由

水質の急な悪化を抑えやすい

メダカは丈夫な魚ですが、小さな容器では水量が少ないため、餌の残りや排泄物の影響を受けやすくなります。PSBは有機物の分解を助け、水質の変化を穏やかにする働きが期待できます。

バクテリア環境を整えやすい

立ち上げ直後の水槽や、換水後の容器では微生物の量が不足しがちです。PSBを追加することで、メダカにとって落ち着いた微生物環境を作りやすくなります。

針子・稚魚の育成を支える

孵化直後の針子は通常の餌を十分に食べられない時期があります。PSBは水中に広がりやすく、稚魚の初期育成時の補助として使いやすい資材です。

メダカの水づくりにPSBを。

においの原因となる雑菌を培養段階から抑えた、低臭・高菌密度タイプをおすすめしています。

PSBを使いやすい飼育環境

屋外のメダカ容器

睡蓮鉢、トロ舟、発泡容器など、日光が入る屋外飼育ではPSBを取り入れやすくなります。直射日光が強すぎる季節は水温上昇に注意し、すだれや遮光ネットで調整してください。

水量に余裕のある容器

水量は多いほど水質が安定しやすくなります。10匹程度を飼育する場合は、10L以上の容器を目安にし、過密飼育を避けるとPSBの効果も活かしやすくなります。

稚魚・針子の育成容器

針子の容器では、グリーンウォーターとPSBを併用すると初期環境を整えやすくなります。水を急に汚さないよう、少量ずつ継続して足すのが基本です。

メダカへの具体的な働き

アンモニアなどの低減を補助

PSBは、水中の有機物やアンモニアなどを分解する微生物環境を支えます。食べ残しや排泄物による水質悪化を緩和し、メダカへの負担を減らす助けになります。

水槽内の微生物バランスを支える

定期的にPSBを足すことで、水槽内の有用な微生物が働きやすい状態を保ちやすくなります。換水直後や新しい容器の立ち上げ時にも向いています。

健康維持のための環境づくり

PSBそのものが病気を治すものではありませんが、水質が安定するとストレスを減らしやすくなります。結果として、メダカの状態を保つための土台づくりにつながります。

PSBのにおいと低臭タイプ

PSBには発酵由来の独特なにおいがあります。ただし、正しく培養されている状態では極端に強い悪臭になりにくく、強いにおいが出る場合は、培養中に雑菌が増えて光合成細菌より優位になっていることがあります。

活性炭などで物理的に脱臭する方法もありますが、雑菌そのものを減らしているわけではないため、保管中や使用時に再びにおいが強くなることがあります。メダカ容器へ入れるものだからこそ、香りだけを隠すのではなく、培養段階から雑菌を抑えたPSBを選ぶことが大切です。

秀玄の低臭・高菌密度PSB

秀玄では、活性炭などによる後処理ではなく、独自の培養環境、専用培養液、状態を見ながら受け継いできた累代種菌を組み合わせ、光合成細菌が優位な状態を保つようにしています。においを低減しながら、そのまま種菌としての培養にも使いやすいPSB原液です。

針子・稚魚への使い方

針子は口が小さく、餌を食べられる量も限られます。PSBは水中に細かく広がるため、初期育成の補助として使いやすいのが特徴です。

  • 孵化容器や稚魚容器に、少量ずつ添加します。
  • 水がほんのり赤みを帯びる程度を目安にします。
  • 3〜7日に一度、または換水時に補充します。

稚魚育成のポイント

グリーンウォーターで植物プランクトンを補いながら、PSBで水質を安定させると管理しやすくなります。入れすぎよりも、少量を継続することを意識してください。

投入量と注意点

投入量の目安

  • メダカ水槽 10〜20L:5ml程度を週1回
  • 屋外容器・トロ舟 50〜100L:10〜20ml程度を週1回
  • 針子容器 1〜5L:1〜3ml程度を3〜7日に一度

水が淡い赤みを帯びる程度が目安です。多めに入れても大きな問題になりにくい資材ですが、安定した効果を得るには少量を継続して使うのがおすすめです。

保管と使用時の注意

  • 開封後は冷暗所で保管し、なるべく早めに使い切ってください。
  • 直射日光を避けて保管してください。PSBは光や温度変化の影響を受けます。
  • 薬剤との同時使用は避け、使用する場合は期間を空けてください。
  • 塩素を含む水道水を使う場合は、必ずカルキ抜きをしてください。

PSBを自分で増やしたい場合

秀玄では、低臭・高菌密度PSB原液のほかに培養液も販売しています。PSB原液に培養液を加えることで、自宅でもPSBを増やすことができます。

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